みなさん、こんにちは。きはむゆみむ🏹です。
今回は SPDR®ダウ工業株平均ETF【DIA】について見ていきます。世界的にも有名な株価指数であるダウ平均に連動するようデザインされたETFの基本情報から一緒に見ていきましょう。
▼こんな方に読んでほしい
- 米国株式ETFに興味がある方
- ダウ平均株価連動ETFに興味がある方
▼最後まで読んで分かること
- 【DIA】の基本情報
- 株価や分配金推移、トータルリターン
それでは SPDR®ダウ工業株平均ETF【DIA】について一緒に学んでいきましょう。
【DIA】の基本情報
まずは SPDR®ダウ工業株平均ETF【DIA】の基本情報について見ていきましょう。(情報は2023年3月時点のものになります)
名称・運用会社・ファンド設定日
●名称
名称は SPDR®ダウ工業株平均ETF で、ティッカーシンボルは【DIA】になります。
●運用会社
ステート・ストリート
●ファンド設定日
1998年1月14日
経費率・純資産総額・ベンチマーク
●経費率
0.16%
●純資産総額
約3.8兆円
●ベンチマーク
ダウ・ジョーンズ工業株価平均
組み入れ銘柄数・組み入れ上位銘柄・業種別構成比率
●組み入れ銘柄数
30銘柄
●組み入れ上位銘柄
【DIA】組み入れ上位銘柄
DIA 銘柄 – SPDRダウ・ジョーンズ工業株平均ETF 投資信託(ファンド)情報 – Bloomberg Markets
組み入れ上位銘柄を見ていくと、世界的にも有名な大企業が名を連ねています。またダウ平均の注意すべきポイントとして、指数の計算方法が「時価加重平均」ではなく、株価を単純に平均にした「平均加重」になっているという点です。その為、組み入れ上位銘柄としてランクインしている銘柄は時価総額が大きな企業ではなく、株価が高い企業ということです。
●業種別構成比率
【DIA】業種別構成比率
DIA: SPDR® ダウ工業株平均 ETF (ssga.com)
株価推移・分配金推移・分配金利回り
●株価推移
【DIA】株価推移
SPDR Dow Jones Industrial Average ETF Trust (DIA) Stock Price, News, Quote & History – Yahoo Finance
【DIA】の株価推移を見ていくと、長期的に上昇を続けています。米国株式が”最強”と言われる所以が一目で分かるようなチャートです。
●分配金推移
【DIA】分配金推移
きはむゆみむ🏹調べ
【DIA】の分配金推移を見ていくとファンド設定以降、順調に増配を続けていることが分かります。長期的に増配が続いていくことは長期投資において安心できる材料の一つといえます。
●分配金利回り
【DIA】分配金利回り
きはむゆみむ🏹調べ
分配金利回りを見ていくと、ファンド設定以降 平均して約2.0%~2.5%で推移していることが分かります。
トータルリターン
次に【DIA】のトータルリターンを見ていきましょう。ファンド設定時に投資した 1万$は2022年12月時点でどのようになっているのでしょうか?(計算上税金は考慮せず、分配金は全て再投資しています)
【DIA】トータルリターン
きはむゆみむ🏹調べ
【DIA】のトータルリターンを見ていくと、約25年の投資期間で配当再投資の結果、資産額が約6.9倍になっています。仮に配当を再投資しなかった場合、資産額は約4.0倍になっており、配当を再投資し続ける効果がいかに大きいかが分かります。
まとめ
今回は SPDR®ダウ工業株平均ETF【DIA】について見ていきました。【DIA】についてまとめていきましょう。
- 経費率が 0.15%と低い
- 長期的に株価は上昇傾向
- 分配金は増配傾向
- 分配金利回りは平均して2.0%~2.5%で推移している
- 過去25年で配当再投資の結果、資産額は約6.9倍になっている
SPDR®ダウ工業株平均ETF【DIA】はいかがでしたか?S&P500指数連動ETFや全米株式ETFが注目を集めていますが、ダウ平均連動ETFも大きな可能性を秘めています。
約25年という投資期間で資産額を約6.9倍に膨れ上がらせ、これからも大きなリターンを得られる可能性を秘めたETFだったのではないでしょうか?
投資にはリスクが伴います。投資する銘柄などはご自身でよくご確認の上、ご自身のリスク許容度と責任の範囲内でお願いいたします。
ではでは👋
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