新興国株式ETF 【VWO】 とは?株価推移や構成銘柄・分配金まで徹底解説!!

🌏新興国株式ETF

 みなさん、こんにちは。きはむゆみむ🏹です。

 今回は新興国株式ETF VWO について解説していきます。新興国株式への投資はリスクやリターンの面でなかなか疎遠になりがちになっています。本当に投資する必要がないのか?一緒に見ていきましょう。

▼この記事を読んでほしい方

  • 新興国株式について知りたい方
  • 新興国株式に投資を考えている方
  • 米国以外のETFについて知りたい方

▼この記事を読んで分かること

  • VWOの基本情報
  • 米国株や先進国(日本・欧州)株との株価の差や相関関係
  • 分散投資の対象になるのか?きはむゆみむ🏹の見解

それでは新興国株式ETF VWO について見ていきましょう😆

【VWO】の基本情報

 それでは新興国株式ETF VWO の基本情報を一緒に見ていきましょう。情報は2021年12月時点の情報になります。

名称・運用会社・ベンチマーク

●名称

 バンガードFTSEエマージング・マーケッツETF(Vanguard FTSE Emerging Markets ETF)は米国籍のETF(上場投資信託)です。

 名称よりもティッカーコードのVWOを覚えておけば大丈夫です。

●運用会社

 バンガード・グループ

●ベンチマーク

 FTSEエマージング・マーケッツ・インデックスに連動 する投資成果を目指しています。

経費率・純資産総額

●経費率

 経費率は0.08%と とても低い設定となっています。

●純資産総額

 約8.9兆円と新興国株式ETFでは最大規模のETFになります。

組み入れ銘柄数・組み入れ上位10ヵ国・組み入れ上位10ヵ国

●組み入れ銘柄数

 約5,300銘柄と銘柄数が多く、組み入れ銘柄数が多いETFになっています。

●組み入れ上位10ヵ国

【VWO】組み入れ上位10ヵ国

VWO-Vanguard FTSE Emerging Markets ETF | Vanguard

 組み入れ市場として中国・台湾・インドの3ヵ国で市場配分の約7割を占めています。

●セクター別組み入れ割合

 セクター別組み入れ割合

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-33.png        
Vanguard FTSE Emerging Markets Index Fund ETF Shares (VWO) Holdings – Yahoo Finance

 主に一般消費財(消費循環型)・金融・テクノロジーの割合が多く、セクターに偏りが見られます。

組み入れ上位銘柄

【VWO】組み入れ上位銘柄

 
 VWO 銘柄 – バンガードFTSEエマージング・マーケッツET 投資信託(ファンド)情報 – Bloomberg Markets

 組み入れ上位銘柄を見ていくと、中国・台湾の企業を中心に割合が高くなっています。

分配金推移・分配金利回り・トータルリターン

 次に VWO の設立以降の分配金・分配金利回りを見ていきましょう。

●分配金推移

きはむゆみむ🏹調べ

 分配金の推移を見ていくと、年平均約1.0$の分配金を出していることが分かります。

●分配金利回り

きはむゆみむ🏹調べ

 分配金利回りを見ていくと、平均して約2.5%の分配金利回りを出しています。2008年以降で見ていくと、分配金利回りが上昇傾向になっています。分配金が若干の増加傾向にありますが、株価は低迷している影響で分配金利回りが上昇しているようです。

●トータルリターン

【VWO】トータルリターン

 
きはむゆみむ🏹調べ 

 【VWO】のファンド設立時(2005年3月)に 1万$ 投資した場合、2022年12月時点では、約2.4倍の約2.4万$の資産額となっています。約17年の投資期間で配当を再投資し続けた結果、保有株数は約1.5倍になってはいるものの、株価は低調だった為、資産額としては大きく増えてはいないようです。

米国株式ETFのVOO(S&P500)などの株式ETFとVWOの比較

 それでは米国株式S&P500指数連動のETFやその他先進国株式ETFと比較をしていきます。

比較する内容は以下の通りです。

  • 株価の推移
  • 相関関係

それでは見ていきましょう。

VOO vs VWO

●株価推移

 まずは VOO と VWO の株価チャートを見ていきましょう。期間は2012年1月~2022年3月までの10年間です。

VWO vs VOO株価チャート

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 Vanguard FTSE Emerging Markets Index Fund ETF Shares (VWO) Stock Price, News, Quote & History – Yahoo Finance 

 2012年1月時点からの騰落率で見るとVWO(水色のチャート)は+19%の上昇、VOO(赤色のチャート)は+245%の上昇と米国株式と比べると値上がりはかなり劣っています。過去10年の株価推移を見ると米国株が大きく差を開く形でリターンをたたき出しています。

●相関関係

 ではVOOとの相関関係を見ていきましょう。

VWOとVOOの相関関係

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-35-1024x439.png 
 Vanguard FTSE Emerging Markets Index Fund ETF Shares (VWO) Stock Price, News, Quote & History – Yahoo Finance  

 VOOとの相関関係は強い相関と逆相関を常に繰り返しているように見えます。この10年間の株価チャートと相関関係を見ていくと、米国株式と逆相関にある場合はVOOが上昇しているにも関わらずVWOは下落していることが多いようです。またVOOが下落する局面ではVWOも強い相関が見られ同じように下落しているので分散している効果を得にくい10年間といえそうです。

TOPIX vs VWO

 それではTOPIX(日本株式)とVWOを見ていきましょう。TOPIXとして見ていく銘柄は”1305″NF TOPIXです。

●株価推移

VWO vs TOPIX株価チャート

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-36-1024x441.png   
Vanguard FTSE Emerging Markets Index Fund ETF Shares (VWO) Stock Price, News, Quote & History – Yahoo Finance 

 2012年1月時点からの騰落率で見るとVWO(水色のチャート)は+19%の上昇、TOPIX(緑色のチャート)は+159%の上昇とTOPIXと比べると値上がりは劣っています。過去10年の株価推移を見ると日本株式が大きく差を開く形でリターンを出しています。

●相関関係

 ではTOPIXとの相関関係を見ていきましょう。

VWOとTOPIXの相関関係

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-37-1024x444.png   
Vanguard FTSE Emerging Markets Index Fund ETF Shares (VWO) Stock Price, News, Quote & History – Yahoo Finance  

 VWOとTOPIXの相関はここ10年間で一貫性が無いように見えます。この10年間の株価チャートと相関関係を見ていくと、米国株式と同様にTOPIXと逆相関にある場合はTOPIXが上昇しているにも関わらずVWOは下落していることが多いようです。またTOPIXが下落する局面ではVWOも強い相関が見られ同じように下落しているので分散している効果を得にくい10年間といえそうです。

VGK vs VWO

 それではVGK(欧州株式)とVWOを見ていきましょう。

●株価推移

VWO vs VGK株価チャート

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-38-1024x441.png   
 Vanguard FTSE Emerging Markets Index Fund ETF Shares (VWO) Stock Price, News, Quote & History – Yahoo Finance  

 2012年1月時点からの騰落率で見るとVWO(水色のチャート)は+19%の上昇、VGK(橙色のチャート)は+38%の上昇とVGKと比べるとわずかではありますが値上がりは劣っています。過去10年の株価推移を見るとVGKの方がリターンは大きかったようです。

●相関関係

 ではVGKとの相関関係を見ていきましょう。

VWOとVGKの相関関係

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-39-1024x436.png   
Vanguard FTSE Emerging Markets Index Fund ETF Shares (VWO) Stock Price, News, Quote & History – Yahoo Finance   

 VOO(米国株式)やTOPIX(日本株式)と比べると、ここ10年間ではVWOとVGKは強い相関関係があるように見えます。株価の値上がり幅と強い相関関係を見ると、VWOとVGKの両銘柄への投資は地域分散はできますが、分散する効果を株価では享受できていないようです。

まとめ

 今回は新興国株式ETFのVWOについて解説しました。全世界株式や米国株式を中心としたポートフォリオを組む投資家が多い中で、アメリカ以外の株式ETFについて知ることで投資の選択肢を広げれるきっかけになります。ETFには他にも様々な種類の投資商品があるのでこれからもどんどん紹介・解説をしていきます😊

 今回のVWOについてのまとめです。

  • 米国株式VOO(S&P500)や日本株式(TOPIX)より直近10年間はリターンが劣っている
  • VGK(欧州株式)と直近10年間の株価上昇や相関が近い
  • VOO・TOPIX・VGKと多くの期間で相関が強い傾向が見られる一方で、直近10年間は世界の株式が下落するとVWOも下落し、世界株式が上昇してもVWOが上昇しない期間が多くみられる

 世界の株式の相関関係が強い傾向にある中で、分散投資として直近10年のリターンが劣る新興国株式に投資をすることが必要かは疑問が残るところです。しかし将来どうなるのかは分かりません。世界全体の成長の果実を受け取るためにも、米国以外の先進国や新興国にも分散投資しておく必要があるかもしれません。

 以上で終わります👋

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