みなさん、こんにちは。きはむゆみむ🏹です。
今回は『米国株式以外にも投資したいシリーズ第5弾』ということで欧州株式ETF VGK について紹介していきます。欧州株式ETFということで米国を除く先進国株式ETFの VEA や米国株式ETF VTI ・新興国株式ETF VWO などと比較して投資対象として魅力あるETFなのか見ていきましょう。
▼この記事を読んでほしい方
- 欧州株式について知りたい方
- 欧州株式に投資を考えている方
- 米国以外のETFについて知りたい方
▼この記事を読んで分かること
- VGKの基本情報
- 米国株式ETF VTIや先進国株式ETF VEA、新興国株式ETF VWOとの比較
- VGKへ投資するべきなのか?
それでは欧州株式ETF VGK について見ていきましょう😆
VGKの基本情報
それでは欧州株式ETF VGK について米国除く先進国株式ETF VEA と基本情報を比較しながら紹介していきます。
名称
名称は ヴァンガード・ヨーロピアンETF で米国籍のETFです。ティッカーシンボルは VGK になります。
経費率・純資産総額・ベンチマーク
ETFを保有している間にかかる経費率は0.08%。
純資産総額は約2.3兆円で資産規模の大きなETFになります。
ベンチマークはFTSE先進国ヨーロッパ・オールキャップ指数(FTSE先進国ヨーロッパ・オールキャップ指数)に連動する投資成果を目指します。
組み入れ市場の上位10ヵ国と市場配分
次に米国を除く先進国株式ETFのVEAと比較しながらVGKの組み入れ市場上位10ヵ国と市場配分を見ていきましょう。
VGKの組み入れ市場上位10ヵ国と市場配分
VGK – Vanguard FTSE Europe ETF | Vanguard
地域割合はヨーロッパがほぼ100%で、組み入れ市場の配分としてイギリス・フランス・スイス・ドイツの上位4ヵ国で68.8%を占めています。
それではVEA(米国除く先進国株式ETF)の組み入れ市場と市場配分を見ていきましょう。
VEAの組み入れ市場上位10ヵ国と市場配分
VEA – Vanguard FTSE Developed Markets ETF | Vanguard
地域割合としてヨーロッパが52.8%、アジア(パシフィック)が36.3%、北アメリカが10.1%になりVGKと比べるとヨーロッパの割合が約半分になっています。先進国でみると日本・カナダ・オーストラリア・韓国の存在感は大きいようです。
組み入れ上位銘柄・組み入れ銘柄数
それではVGKの組み入れ銘柄上位からみていきましょう。
VGKの組み入れ銘柄上位
VGK – Vanguard FTSE Europe ETF | Vanguard
組み入れ銘柄上位として食品・飲料大手のネスレや製薬・ヘルスケア大手のロシュが入っており、組み入れ銘柄数は約1,350銘柄となっています。
それではVEAの組み入れ銘柄上位をみていきましょう。
VEAの組み入れ上位銘柄
VEA – Vanguard FTSE Developed Markets ETF | Vanguard
VEAの組み入れ上位としてVGKと同様に食品・飲料品大手のネスレ、次に割合の大きい企業がサムスン電子となっています。その他トヨタ自動車がランクインしています。組み入れ銘柄数は約4,100銘柄とVGKより多くなっています。
組み入れ割合は違いますが組み入れ銘柄上位の多くはVEAと似たような組み合わせになっています。
セクター別組み入れ割合
まずは世界経済の中心である米国株式ETF VTI のセクター別組み入れ割合からみていきましょう。
VTIのセクター別組み入れ割合
VTI 225.46 0.07 0.03 : Vanguard Total Stock Market Index Fund – Yahoo Finance
VTIのセクター別組み入れ割合をみていくとテクノロジーセクターが約25%と大きな割合を占めています。
次にVGK・VEAのセクター別の組み入れ割合をみていきましょう。
VGKのセクター別組み入れ割合
VGK 62.10 0.08 0.12 : Vanguard European Stock Index Fund – Yahoo Finance
VEAのセクター別組み入れ割合
VEA 47.51 0.01 -0.01 : Vanguard Developed Markets Index Fund – Yahoo Finance
VGK・VEA共にセクター別の組み入れ割合に大きな違いはなさそうです。VTIと比較すると、テクノロジーセクターの割合が低く、工業や消費者防衛セクターの割合が高くなっています。
分配金・分配金利回り
●分配金推移
それでは【VGK】のファンド設立以降の分配金推移をにみていきましょう。
【VGK】 分配金推移
きはむゆみむ🏹調べ
【VGK】のファンド設立以降の分配金推移をみていくと、2005年以降分配金はほぼ横ばいの状態となっています。分配金の頻度としては2013年以降、年4回となっています。
2013年以降の【VGK】分配金推移
きはむゆみむ🏹調べ
分配金推移を4半期毎にみていくと、【VGK】の分配金は6月度が多い傾向にあります。
●分配金利回り
続いて【VGK】の分配金利回りをみていきましょう。
【VGK】分配金利回り
きはむゆみむ🏹調べ
【VGK】の分配金利回りをみていくと、ファンド設立以降 約3.65%で推移しています。以外にも高配当を出しています。
VTI・VEA・VWOとの比較
ここでは米国株式 VTI ・米国除く先進国株式 VEA・新興国株式 VWOと比較をしていきます。まずは株価推移を見ていきましょう。比較期間は2012年4月1日から2022年3月31日になります。
株価推移
株価の推移
VGK 62.14 0.12 0.19 : Vanguard European Stock Index Fund – Yahoo Finance
VGK(欧州株式) ・・・青色 株価上昇率+38.58%の上昇
VEA(先進国株式) ・・・黄色 株価上昇率+43.17%の上昇
VWO(新興国株式) ・・・緑色 株価上昇率+6.12%の上昇
VTI(米国株式) ・・・赤色 株価上昇率+215.07%の上昇
4銘柄を比較すると米国株式が株価上昇率で圧倒しています。続いて欧州株式・米国除く先進国株式が続き、最後に新興国株式となっています。
相関関係
次にVEA・VWO・VTIとの相関関係を見ていきましょう。
3銘柄との相関関係
Vanguard European Stock Index Fund (VGK) Stock Price, News, Quote & History – Yahoo Finance
まず黄色の先進国株式VEAですが、ほぼ全ての期間で相関係数が1.0付近にあるため、VGKとVEAの値動きがほぼ同じ方向へ常に動いていることが分かります。
次に新興国株式VWOですが、多く期間で相関係数が1.0に近い一方で、相関係数が 0 付近で全く相関が無い期間もあるようです。
次に米国株式VTIですが、3銘柄の中では1番相関が低い傾向にあるようです。特に気になる点として約2年の周期で相関係数が 0 付近に近づく傾向があることです。過去10年を見ると相関係数が 0 に近い時は、米国株式が上昇している一方で欧州株式が下落していて、米国株式がとても強かったことが分かります。
まとめ
今回は欧州株式ETFのVGKについて解説しました。全世界株式や米国株式を中心としたポートフォリオを組む投資家が多い中で、アメリカ以外の株式ETFについて知ることで投資の選択肢を広げれるきっかけになります。ETFには他にも様々な種類の投資商品があるのでこれからもどんどん紹介・解説をしていきます😊
今回の欧州株式ETF VGKについてのまとめです。
- VEAと組み入れ銘柄や株価推移が似ている
- 平均して年率 約3.65%の高配当を出している
- 経費率が低くポートフォリオの欧州株式比率を高めるのに最適な投資対象になる
欧州株式ETFというヨーロッパ地域への投資は地域分散という点から必要と考えています。VEAとVGKの組み合わせの割合をどのようにするかで欧州株式への割合が決まるので、投資の中心的存在にはならないかもしれませんが、地域分散という点から投資対象として検討してみてはどうでしょうか😊
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