みなさん、こんにちは。きはむゆみむ🏹です。
今回は SPDR® S&P 米国高配当株式ETF【SDY】について見ていきます。米国高配当貴族指数に連動するようデザインされたETFの基本情報から一緒に見ていきましょう。
▼こんな方に読んでほしい
- 米国株式ETFに興味がある方
- 米国高配当株式ETFに興味がある方
▼最後まで読んで分かること
- 【SDY】の基本情報
- 株価や分配金推移、トータルリターン
それでは SPDR® S&P米国高配当株式ETF【SDY】について一緒に学んでいきましょう。
【SDY】の基本情報
まずは SPDR® S&P 米国高配当株式ETF【SDY】の基本情報について見ていきましょう。(情報は2023年3月時点のものになります)
名称・運用会社・ファンド設定日
●名称
名称は SPDR® S&P 米国高配当株式ETFで、ティッカーシンボルは【SDY】になります。
●運用会社
ステート・ストリート
●ファンド設定日
2005年11月8日
経費率・純資産総額・ベンチマーク
●経費率
0.35%
●純資産総額
3.1兆円
●ベンチマーク
S&Pハイ・イールド・ディビデンド・アリストクラッツ指数
同指数は過去20年にわたり毎年、継続的に増配する経営方針を取る企業株を対象としています。
組み入れ銘柄数・組み入れ上位銘柄・業種別構成比率
●組み入れ銘柄数
121銘柄
●組み入れ上位銘柄
【SDY】組み入れ上位銘柄
SDY 銘柄 – SPDR S&P米国高配当株式ETF 投資信託(ファンド)情報 – Bloomberg Markets
組み入れ上位銘柄を見ていくと、連続増配40年以上の健康サービス事業を展開しているウォルグリーン・ブーツ・アライアンス、連続増配30年以上の不動産投資信託会社であるナショナル・リテール・プロパティーズなどが上位銘柄として組み入れられています。
●業種別構成比率
【SDY】業種別構成比率
SDY: SPDR® S&P® 米国高配当株式 ETF (ssga.com)
業種別構成比率を見ていくと、セクターによって大きな偏りはないように見えます。生活必需品・公益事業など、ディフェンシブセクターの割合が大きくなっています。
株価推移・分配金推移・分配金利回り
●株価推移
【SDY】株価推移
SPDR S&P Dividend ETF (SDY) Stock Price, News, Quote & History – Yahoo Finance
株価推移を見ていくと、長期的に上昇していることが一目でわかります。
●分配金推移
【SDY】分配金推移
きはむゆみむ🏹調べ
【SDY】の分配金推移を見ていくと、ファンド設立以降、分配金は増減を繰り返しており、安定はしていないようです。
●分配金利回り
【SDY】分配金利回りの推移
きはむゆみむ🏹調べ
分配金利回りを見ていくと、分配金推移と同様に分配金利回りも大きく変動しているように見えます。分配金の増減が大きい為、分配金利回りを基準とした購入タイミングの見極めは難しいようです。
ファンド設立以降の平均分配利回りは約3.5%となっており、高利回りとなっています。
トータルリターン
次に【SDY】のトータルリターンを見ていきましょう。ファンド設立時に投資した 1万$ は2022年12月時点でどのようになっているのでしょうか?(計算上税金は考慮せず、分配金は全て再投資しています)
【SDY】トータルリターン
きはむゆみむ🏹調べ
【SDY】のトータルリターンを見ていくと、約18年の投資期間で配当を再投資した結果、資産額が約4.2倍になっています。仮に配当を再投資しなかった場合、資産額は約2.2倍になり再投資の有無で資産額に大きな差が生じています。
まとめ
今回は SPDR®S&P®米国高配当株式ETF【SDY】について見ていきました。【SDY】についてまとめていきましょう。
- 経費率は 0.35% と代表的な株式ETFと比べて高い設定となっている
- 長期的に株価は上昇傾向
- 分配金は増減を繰り返しており、安定はしていない
- 過去の平均分配金利回りは約3.5%
- 過去18年間で配当再投資の結果、資産額は約4.2倍になっている
SPDR®S&P®米国高配当株式ETF【SDY】はいかがでしたか?
【SDY】は配当再投資によって資産額を大きく膨らませる可能性を秘めたETFだったのではないでしょうか?それぞれの高配当株式ETFについて特徴を知り、株式インデックスをコアとしながら、高配当株式ETFへも投資してみても良いかもしれません。
投資にはリスクが伴います。投資する銘柄はご自身でよくご確認の上、ご自身のリスク許容度と責任の範囲内でお願いいたします。
ではでは👋
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