日経平均株価指数連動のETFにはどんな銘柄があるの?銘柄別に純資産総額・経費率など重要ポイントを徹底解説!!

🌍先進国株式ETF

 みなさん、こんにちは。きはむゆみむ🏹です。

 今回は日経平均株価指数に連動するようデザインされたETFについて解説していきます。代表的なネット証券(主に楽天証証券)で購入可能なETFを中心に銘柄毎の特徴を見ていきましょう。

▼こんな方に読んでほしい

  • 日本株式へ投資を考えている方
  • 日経平均株価指数に連動するETFを探している方

▼最後まで読んで分かること

  • 各ETFの比較
  • 日経平均株価指数連動ETFのオススメ銘柄

 それでは日経平均株価指数連動ETFについて一緒に学んでいきましょう。

日経平均株価指数連動ETFの銘柄

 まずはネット証券(主に楽天証券)で購入可能な日経平均株価指数連動型ETFについて見ていきましょう。

  • 【1320】ダイワ上場投信ー日経225
  • 【1321】NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信
  • 【1329】iシェアーズ・コア225
  • 【1330】上場インデックスファンド225
  • 【1346】MAXIS 日経225上場投信
  • 【1369】One ETF 日経225
  • 【1397】SMDAM 日経225上場投信
  • 【1578】上場インデックスファンド日経225(ミニ)
  • 【2525】NZAM 上場投信 日経225
  • 【2624】iFREE ETF日経225

 どの銘柄も日経平均株価指数に連動するようデザインされたETFになります。同じ指数に連動するようデザインされたETFですが銘柄別に違いはあるのでしょうか?銘柄別に運用会社・経費率・分配金など重要なポイントを見ていきましょう。

【1320】ダイワ上場投信ー日経225

 それでは【1320】ダイワ投信ー日経225について見ていきましょう。

・運用会社

 大和アセットマネジメント

・ファンド設定日

 2001年7月13日

・純資産総額

 3兆5,700億円(2022年11月2日時点)

【1320】ダイワ上場投信-日経225 純資産総額推移

 
 ダイワ上場投信−日経225 / 大和アセットマネジメント株式会社 (daiwa-am.co.jp)

 ファンド設定以降の純資産総額を見ていくと、2012年以降純資産総額は増加傾向になっていることが分かります。

・運用管理費用(信託報酬)

 0.132%(2022年11月2日時点)

・売買単位株式数

 1株単位

・決算(分配)頻度

 年1回(7月)

・分配金実績

 ファンド設立以降の1株当たりの分配金実績を見ていきましょう。

【1320】ダイワ上場投信-日経225 分配金実績

 
きはむゆみむ🏹調べ 

・株価(基準価格)推移

【1320】ダイワ上場投信-日経225 株価(基準価格)推移

 
 ダイワ上場投信−日経225 / 大和アセットマネジメント株式会社 (daiwa-am.co.jp)

 

【1321】NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信

 次に【1321】NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信を見ていきましょう。

・運用会社

 野村アセットマネジメント

・ファンド設定日

 2001年7月13日

・純資産総額

 7兆5,600億円(2022年11月2日時点)

・運用管理費用(信託報酬)

 0.12782%

・売買単位株式数

 1株単位

・決算(分配)頻度

 年1回(7月)

・分配金実績

 ファンド設立以降の1株当たり分配金実績になります。

【1321】NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信 分配金実績

 
きはむゆみむ🏹調べ 

・株価(基準価格)推移

【1321】NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信 株価(基準価格)推移

 
 NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321) | NEXT FUNDS

【1329】iシェアーズ・コア225

 次に【1329】iシェアーズ・コア225について見ていきましょう。

・運用会社

 ブラック・ロック

・ファンド設定日

 2001年9月4日

・純資産総額

 9,300億円(2022年11月2日時点)

・運用管理費用(信託報酬)

 0.0495%(2022年11月時点)

・売買単位株式数

 1株単位

・決算(分配)頻度

 年2回(2月・8月)

・分配金実績

 ファンド設定以降の1株当たりの分配金実績になります。

【1329】iシェアーズ・コア225 分配金実績

 
きはむゆみむ🏹調べ 

・株価(基準価格)推移

【1329】株価(基準価格)推移

 
 iシェアーズ・コア 日経225 ETF (blackrock.com)

【1330】上場インデックスファンド225

 次に【1330】上場インデックスファンド225について見ていきましょう。

・運用会社

 日興アセットマネジメント

・ファンド設立日

 2001年7月13日

・純資産総額

 3兆5,000億円(2022年11月4日時点)

・運用管理費用(信託報酬)

 0.308%(2022年11月時点)

・売買単位株式数

 10株単位

・決算(分配)頻度

 年1回(7月)

・分配金実績

 ファンド設定以降の1株当たりの分配金実績になります。

【1330】上場インデックスファンド日経225 分配金実績

 
きはむゆみむ🏹調べ 

・株価(基準価格)推移

【1330】上場インデックスファンド日経225 株価(基準価格)推移

 
 1330 – 上場インデックスファンド 225(上場225) | ETF(上場投資信託)|日興アセットマネジメント (nikkoam.com)

【1346】MAXIS 日経225上場投信

 次に【1346】MAXIS 日経225上場投信について見ていきましょう。

・運用会社

 三菱UFJ国際投信

・ファンド設定日

 2009年2月25日

・純資産総額

 1兆7,700億円(2022年11月4日時点)

・運用管理費用(信託報酬)

 0.187%(2022年11月時点)

・売買単位株式数

 1株単位

・決算(分配)頻度

 年2回(1月・7月)

・分配金実績

 ファンド設立以降の1株当たりの分配金実績になります。

【1346】MAXIS 日経225上場投信 分配金実績

 
きはむゆみむ🏹調べ 

・株価(基準価格)推移

【1346】MAXIS 日経225上場投信 株価(基準価格)推移

 
 MAXIS 日経225上場投信 | 投資信託なら三菱UFJ国際投信 (mufg.jp)

【1369】One ETF 日経225

 次に【1369】One ETF 日経225 について見ていきましょう。

・運用会社

 アセットマネジメントOne

・ファンド設定日

 2015年1月15日

・純資産総額

 3,200億円(2022年11月4日時点)

【1369】One ETF 日経225 純資産総額推移

 
 One ETF 日経225|ファンド情報|アセットマネジメントOne (am-one.co.jp)

 ファンド設定以降の純資産総額を見ていくと、2017年以降は純資産総額に大きな変動は無く、約3,000億円前後で推移しています。

・運用管理費用(信託報酬)

 0.1705%(2022年11月時点)

・売買単位株式数

 1株単位

・決算(分配)頻度

 年2回(1月・7月)

・分配金実績

 ファンド設定以降の1株当たりの分配金実績になります。

【1369】One ETF 日経225 分配金実績

 
きはむゆみむ🏹調べ 

・株価(基準価格)推移

【1369】One ETF 日経225 株価(基準価格)推移

 
 One ETF 日経225|ファンド情報|アセットマネジメントOne (am-one.co.jp)

【1397】SMDAM 日経225上場投信

 次に【1397】SMDAM 日経225上場投信について見ていきましょう。

・運用会社

 三井住友DSアセットマネジメント

・ファンド設定日

 2015年3月25日

・純資産総額

 870億円(2022年11月4日時点)

【1397】SMDAM 日経225上場投信 純資産総額推移

 
SMDAM 日経225上場投信 | ファンド概要 | ファンド | 三井住友DSアセットメントマネジメント (smd-am.co.jp) 

 ファンド設定以降、約400億円~800億円で推移しています。

・運用管理費用(信託報酬)

 0.154%(2022年11月時点)

・売買単位株式数

 1株単位

・決算(分配)頻度

 年2回(4月・10月)

・分配金実績

 ファンド設定以降の1株当たりの分配金実績になります。

【1397】SMDAM 日経225 分配金実績

 
きはむゆみむ🏹調べ 

・株価(基準価格)推移

【1397】SMDAM 日経225 株価(基準価格)推移

 
SMDAM 日経225上場投信 | ファンド概要 | ファンド | 三井住友DSアセットメントマネジメント (smd-am.co.jp) 

【1578】上場インデックスファンド日経225(ミニ)

 次に【1578】上場インデックスファンド日経225(ミニ)について見ていきましょう。

・運用会社

 日興アセットマネジメント

・ファンド設定日

 2013年3月25日

・純資産総額

 70億円(2022年11月14日時点)

・運用管理費用(信託報酬)

 0.2475%(2022年11月時点)

・売買単位株式数

 1株単位

・決算(分配)頻度

 年2回(1月・7月)

・分配金実績

 ファンド設定以降の10株当たりの分配金実績になります。

【1578】上場インデックスファンド日経225(ミニ) 分配金実績

 
きはむゆみむ🏹調べ 

・株価(基準価格)推移

【1578】上場インデックスファンド日経225(ミニ) 株価(基準価格)推移

 
 1578 – 上場インデックスファンド日経225(ミニ)(上場日経225(ミニ)) | ETF(上場投資信託)|日興アセットマネジメント (nikkoam.com)

【2525】NZAM 上場投信 日経225

 次に【2525】NZAM 上場投信 日経225 について見ていきましょう。

・運用会社

 農林中金全共連アセットマネジメント

・ファンド設定日

 2019年2月6日

・純資産総額

 1,700億円(2022年11月4日時点)

・運用管理費用(信託報酬)

 0.1485%(2022年11月時点)

・売買単位株式数

 1株単位

・決算(分配)頻度

 年2回(2月・8月)

・分配金実績

 ファンド設立以降の1株当たりの分配金実績になります。

【2525】NZAM 上場投信 日経225 分配金実績

 
きはむゆみむ🏹調べ 

・株価(基準価格)推移

【2525】NZAM 上場投信 日経225 株価(基準価格)推移

 
農林中金全共連アセットマネジメント| 商品概要 (ja-asset.co.jp) 

【2624】iFREE ETF 日経225

 次に【2624】iFREE ETF 日経225 について見ていきましょう。

・運用会社

 大和アセットマネジメント

・ファンド設定日

 2020年11月10日

・純資産総額

 200億円(2022年11月2日時点)

【2624】iFREE ETF 日経225 純資産総額推移

 
iFreeETF 日経225(年4回決算型) / 大和アセットマネジメント株式会社 (daiwa-am.co.jp) 

・運用管理費用(信託報酬)

 0.132%(2022年11月時点)

・売買単位株式数

 1株単位

・決算(分配)頻度

 年4回(1月・4月・7月・10月)

・分配金実績

 ファンド設立以降の10株当たりの分配金実績になります。

【2624】iFREE ETF 日経225 分配金実績


きはむゆみむ🏹調べ 

・株価(基準価格)推移

【2624】iFREE ETF 日経225 株価(基準価格)推移


 iFreeETF 日経225(年4回決算型) / 大和アセットマネジメント株式会社 (daiwa-am.co.jp)

銘柄別でランキングにしてみよう!!

 日経平均株価指数連動型ETFについて様々な情報を見てきました。紹介してきた銘柄でも10銘柄あり、投資する際はどの銘柄が良いのか悩んでしまうと思います。そこで代表的な項目についてランキング化してみましたので順に見ていきましょう。

純資産総額ランキング

 では純資産総額の規模の大きさで見ていきましょう。

第1位【1321】NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信  約7兆5,600億円

第2位【1320】ダイワ上場投信ー日経225         約3兆5,700億円

第3位【1330】上場インデックスファンド225       約3兆5,000億円

第4位【1346】MAXIS 日経225上場投信        約1兆7,700億円

第5位【1329】iシェアーズ・コア 225          約9,300億円

第6位【1369】One ETF 日経225            約3,200億円

第7位【2525】NZAM 上場投信 日経225         約1,700億円

第8位【1397】SMDAM 日経225上場投信         約870億円

第9位【2624】i FREE ETF 日経225           約200億円

第10位【1578】上場インデックスファンド日経225(ミニ)  約70億円

 第1位~10位を見ていくと、純資産総額の規模の違いが鮮明になっています。【1321】NEXT FUNDSは、TOPIX連動ETFでも純資産総額で第1位となっており、純資産総額で他を圧倒しています。やはりファンド設定日から期間が長いと純資産総額は大きくなっています。

運用管理費用(信託報酬)ランキング

 次に運用管理費用(信託報酬)の低さでランキングしてみました。それでは見てみましょう。

第1位【1329】iシェアーズ・コア 225           0.0495%

第2位【1321】NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信   0.12782%

第3位【1320】ダイワ上場投信ー日経225          0.132%

    【2624】i FREE ETF 日経225            0.132%

第5位【2525】NZAM 上場投信 日経225          0.1485%

第6位【1397】SMDAM 日経225上場投信         0.154%

第7位【1369】One ETF 日経225             0.1705%

第8位【1346】MAXIS 日経225上場投信          0.187%

第9位【1578】上場インデックスファンド日経225(ミニ)   0.2475%

第10位【1330】上場インデックスファンド225        0.308%

 運用管理費用(信託報酬)の低さを順に見ていくと、TOPIX連動型ETFの【1475】iシェアーズ・コアTOPIX ETFと同様にブラックロック社の【1329】iシェアーズ・コア 225 が圧倒的な経費率の低さで第1位となりました。続いて純資産総額の大きい【1321】NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信と【1320】ダイワ上場投信-日経225 が続いています。

 気になる銘柄としては【1330】上場インデックスファンド225 で、純資産総額の規模は大きいものの運用管理費用が突出して高く、【1329】iシェアーズ・コア225 と比較しても現時点で約6倍の費用がかかってしまうので選択肢としては選びにくいかもしれません。

売買単位株式数ランキング

 続いて売買単位株式数を個人投資家目線で”買いやすさ”基準でランキングしてみました。ランキング上位にくる銘柄は運用管理費用などは無視して最低購入口数が少なく、購入単価も低い順だけに注目してランキングにしています。(購入単価は2022年11月14日時点になります。)

第1位【1578】上場インデックスファンド日経225(ミニ)   2,250円(1株)

第2位【2624】】i FREE ETF 日経225           2,809円(1株)

第3位【1397】SMDAM 日経225上場投信          28,170円(1株)

第4位【1369】One ETF 日経225             28,200円(1株)

第5位【2525】NZAM 上場投信 日経225          28,660円(1株)

第6位【1320】ダイワ上場投信ー日経225          28,850円(1株)

第7位【1321】NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信    28,925円(1株)

第8位【1346】MAXIS 日経225上場投信           29,060円(1株)

第9位【1329】iシェアーズ・コア225              29,095円(1株)

第10位【1330】上場インデックスファンド225        289,500円(10株)

 最低購入価格のみに注目してランキングしてみると、一番購入しやすい【1578】上場インデックスファンド日経225(ミニ) で 1株当たり2,250円、一番購入価格が高い【1330】上場インデックスファンド225 で10株当たり289,500円と大きく違うことが分かります。また第3位~第9位までの銘柄はほぼ1株当たりの価格に違いは無いようです。

【1330】上場インデックスファンド225 は運用管理費用に続いて、売買単位株式数ランキングでも第10位になってしまい、現時点で個人投資家には選択肢として選びにくい銘柄と言えるかもしれません。

どの銘柄を選べばよいの?

 日経平均株価指数に連動するようデザインされたETFについて見てきました。今回紹介した銘柄だけでも10銘柄あり、結局どの銘柄を選べば良いのでしょう?

 きはむゆみむ🏹がオススメする銘柄としてはブラックロック社が運用している【1329】iシェアーズ・コア225になります。主なポイントとしては、圧倒的に低い運用管理費用(信託報酬)は他銘柄を圧倒しており、長期投資を前提とした投資家には大きな味方になってくれます。他にも純資産総額が大きく運用管理費用の低い【1320】ダイワ上場投信ー日経225 や【1321】NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信などがオススメの銘柄となります。

 今回は日経平均株価指数に連動するETFについて見てきました。きはむゆみむ🏹自身もたくさんの勉強・学びになった点も数多くあり、今後も日本人として日経平均株価指数に連動するETFを注視していきたいと思います。また同じ指数を目指すETFでも経費率の違いがあるので、今後も銘柄毎に経費率の引き下げをどんどん進めていってもらいたいところです。

 ではでは👋

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