30代の老後資金の貯め方を解説!老後資金2,000万円は毎日800円の積立投資で作れる?

⏱積立投資

 こんにちは、きはむゆみむ🏹です。

 老後資金2,000万円という問題が世間で出るようになり時間が経ちましたが、今でも老後資金について取り上げられることがしばしばあります。

 前回この問題について、20代という若さと時間を味方にして、20代では毎日239円~432円で老後資金2,000万円が貯められる可能性があることについて解説しましたが、30代ではどうなるのか一緒に見ていきましょう。

▼この記事を読んで欲しい方

  • 30代で老後資金について考え始めた方
  • 30代で積立投資をどれくらいすれば分からない方
  • 20代で積立投資をしていない方

▼この記事を読んで分かること

  • 老後資金2,000万円の為にどれくらい積立投資すればよいのか
  • 年齢別の積立投資額
  • 20代と30代の必要な積立投資額の違い
  • 何に積立投資すれば良いのか

 それでは見ていきましょう😆

老後資金2,000万円はいつまでに必要なのか

 老後資金2,000万円が必要になるのは、いつまでなのか。答えは「定年」までです。サラリーマンであれば「定年」後の収入は給与所得から年金収入に移ります。年金収入から支出を差し引いて貯蓄するのは現実的ではありません。そこで今回の老後資金2,000万円を貯めるゴールを定年である”65歳”と仮定してシュミレーションをしていきます。

 20代であれば65歳になるまでに35年以上ありましたが、30代になると25年~35年という長そうで意外と短いこの期間中に資産を築いていかなけれrばいけません。

老後資金2,000万円を貯める方法

 老後資金2,000万円を貯める方法としてオススメな方法2点を紹介します。

つみたてNISAを活用し全世界株式投資信託を積立投資する

 投資をするにあたって何の知識も無く個別の株式や銀行窓口で勧められた投資商品に手を出していると、せっかくの資産形成も失敗に終わってしまう可能性があります。

 そこでオススメする方法として、つみたてNISA制度を活用し全世界株式投資信託を長期で定額積立する方法です。全世界株式という名前に馴染みがない方もいらっしゃると思うので簡単に全世界株式投資信託の中身を説明すると、世界中の株式に分散投資する投資商品になります。要は世界中の株式をまるごと買ってしまうイメージで、世界中の株式会社の株主になる感じですね。

iDecoや企業型確定拠出年金を活用し全世界株式投資信託で資産形成する

 つみたてNISAを活用して資産形成することに似ていますが、iDecoや企業型確定拠出年金を活用して資産形成する方法があります。こちらはつみたてNISAと違い、給与が支払われる前に掛金が拠出される為、所得控除が受けられる一方、受取時期が原則60歳以上と資金拘束があります。

 老後資金2,000万円を貯める目的であれば、ある程度の資金拘束力がないと途中で資産形成を断念してしまう可能性もあるので選択肢の一つとして考えてみるのも良いかもしれません。

 確定拠出年金に関する解説もしていますので、興味があれば読んでみてください。

 https://khmymm.com/?p=368 ”確定拠出年金 うまく活用しないともったいない理由5つ”

積立投資って何に投資するの?

 今回のシュミレーションの前提として、積立投資をする投資先は全世界株式の投資信託です。 オススメする投資商品は以下の通りです。

  • 楽天・全世界株式インデックスファンド
  • eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
  • eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
  • SBI・全世界株式インデックスファンド

 上記の投資信託は世界全体の株式と同じ値動きを目指すインデックスファンドです。つまりこの投資信託を1つ買えば世界中の株式を保有したのと同じ効果が得られます。世界の成長に投資する感じですね。

老後資金2,000万円を貯めるために必要な年齢別の積立投資額

 つみたてNISAやiDeco・企業型確定拠出年金を活用し資産形成を図っていく中で、65歳までに毎月もしくは毎日いくら積立投資としてお金を拠出すれば良いのかを年齢別に見ていきましょう。

 前項で紹介した全世界株式の投資信託は、過去を振り返ると年平均で約6%の利回りを出しています。

 そこで今回のシュミレーションでは、下記の設定とします。

30代の積立シュミレーション

●投資先:全世界株式の投資信託

●年平均利回り:6%

 それでは65歳までに老後資金2,000万円を貯めるため、30代から積立投資を始めた場合に必要な毎月もしくは毎日の積立投資額を見ていきましょう。

30代の年齢別の積立投資額

〇30歳    毎月積立額:14,038円   毎日積立額:462円

〇31歳    毎月積立額:15,034円   毎日積立額:495円

〇32歳    毎月積立額:16,111円   毎日積立額:530円

〇33歳    毎月積立額:17,276円   毎日積立額:568円

〇34歳    毎月積立額:18,539円   毎日積立額:610円

〇35歳    毎月積立額:19,910円   毎日積立額:655円

〇36歳    毎月積立額:21,401円   毎日積立額:704円

〇37歳    毎月積立額:23,025円   毎日積立額:757円

〇38歳    毎月積立額:24,797円   毎日積立額:816円

〇39歳    毎月積立額:26,735円   毎日積立額:879円

 皆さんは毎月もしくは毎日の積立投資額を見てどのように感じたでしょうか?特に見ていただきたのが毎日の積立額です。30歳であれば毎日462円の積立投資で過去の世界株式の利回り6%から計算すると、老後資金2,000万円は貯められます。

 また年齢別に見ると、年齢が上がるにつれて老後資金2,000万円に必要な積立投資額が多くなっていると思います。結果として、早くから少額でも積立投資を始めた方が良いというのがポイントです。

 遅くなればなるほど目標達成のために必要な積立投資額が増えていくので、若いうちから少額で積立を始めてみてはいかがでしょうか?毎日何気なく使ってしまっている買い物を、投資に回すだけで老後資金を貯められる可能性がありますよ😊

20代の積立シュミレーション

 前回の記事で20代の積立シュミレーションを解説しています。20代と30代の積立投資に必要な掛金も大きく違っているので興味があれば見てみて下さい。

 https://khmymm.com/?p=337 ”老後資金2,000万円は毎日400円の積立投資で作れる?20代の老後資金の貯め方を解説!”

まとめ

 今回の記事でのまとめです。

〇老後資金2,000万円貯めるには早いうちから積立投資を始めておく。

〇毎日462円~879円の積立投資で老後資金を準備できる可能性がある。

〇積立投資先は全世界株式の投資信託がオススメ。

 あなたの生活が少しでも楽に、明るくなるように資産形成を一緒に学んでいきましょう😊

 以上で終わります👋

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